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複利の始め方|初心者向け3ステップでやさしく解説

「複利」って聞いたことあるけど、実際どう始めればいいの?

「複利」という言葉、学校で習った記憶があるかもしれません。でも、「実際に自分でどう使えばいいの?」と思っている方は多いのではないでしょうか。複利の始め方を調べても、難しい用語ばかりで途中で読むのをやめてしまった、という経験もあるあるですよね。

この記事では、複利の始め方を「口座開設→入金→最初の取引・購入」という3つのステップに分けて、順番にわかりやすく解説します。「難しそう」と感じているあなたでも、流れ全体がつかめるようになっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそも複利とは?雪だるま式に増える仕組み

まず複利の基本をおさらいしておきましょう。複利とは、「利益がさらに利益を生む」仕組みのことです。

たとえば、100万円を年利5%で運用したとします。

  • 1年目:100万円 × 5% = 5万円の利益 → 合計105万円
  • 2年目:105万円 × 5% = 5万2,500円の利益 → 合計110万2,500円
  • 3年目:110万2,500円 × 5% = … と続く

「単利」は最初の元本にしか利息がつきませんが、複利は「増えた分も含めた全体」に利息がつきます。時間が経つほど、その差はどんどん大きくなります。よく「雪だるま式」と表現されるのは、坂を転がるほど雪が大きくなる様子に似ているからです。

つまり複利を活かすポイントは、「早く始めて、長く続ける」ことです。10年・20年と時間を味方にすると、その効果がじわじわ実感できます。

複利の始め方|3ステップで流れをつかもう

では、実際にどう始めればいいのでしょうか。大きく3つのステップに分けて説明します。

ステップ1:口座を開設する

複利を活かした運用をするには、まず金融機関や証券会社に口座を開設する必要があります。よく使われる口座の種類を整理しておきましょう。

口座の種類 特徴 向いている人
NISA口座(つみたて投資枠) 投資の利益が非課税になる制度。年間120万円まで積立可能 長期でコツコツ積み立てたい初心者
iDeCo(個人型確定拠出年金) 掛け金が所得控除になる。60歳まで引き出せない 老後の資産形成を考えたい人
一般的な証券口座 自由度が高いが利益には税金がかかる 自分のペースで始めたい人

初心者には、税制優遇のあるNISA口座(つみたて投資枠)から始めるのがおすすめです。スマートフォンのアプリで10〜15分ほどで手続きできる証券会社も増えています。どの口座・業者が自分に合っているかは、業者の選び方も参考にしてみてください。

ステップ2:お金を入金する

口座を開設したら、次は入金です。銀行口座から証券口座へ資金を移す手順で、難しくはありません。

よくある質問が「いくらから始めればいい?」というもの。答えは「毎月無理なく続けられる金額から」です。100円から積み立てができる金融機関も多く、最初から大きな金額を動かす必要はありません。

大切なのは、生活費や緊急時の備えには手をつけないこと。「余裕資金」の中で始めるのが基本です。たとえば月3,000円〜5,000円からでも、長く続けることで複利の効果が出てきます。

ステップ3:最初の取引・購入をしてみる

入金が済んだら、いよいよ最初の購入です。複利を活かしやすい投資先として、初心者によく紹介されるのがインデックスファンド(投資信託)です。

インデックスファンドとは、「日経平均株価」や「S&P500」などの市場全体の動きに連動するように設計された金融商品です。一つひとつの株を選ぶ必要がなく、分散してリスクを抑えながら市場全体の成長を受け取るイメージです。

購入の手順はシンプルです。

  1. 証券会社のアプリやサイトにログインする
  2. 「投資信託」や「つみたて」のメニューを開く
  3. 気になる商品を選んで、金額・積立頻度を設定する
  4. 「購入」または「積立設定」ボタンを押す

一度積立設定をしてしまえば、毎月自動で買い付けが行われます。「毎回タイミングを考えなくていい」という点が、複利×長期積立の大きなメリットです。

複利を続けるうえで知っておきたいこと

複利の始め方はわかったけれど、続けるうえで押さえておきたいポイントもあります。

焦って引き出さない

複利効果は時間をかけて大きくなります。短期間で成果を求めて「増えていない」と感じたときに引き出してしまうと、雪だるまをほどいてしまうようなものです。最低でも5年、できれば10年以上を視野に入れましょう。

元本割れのリスクも理解する

投資である以上、元本が減ることもあります。「必ず増える」という保証はどこにもありません。余裕資金の範囲で、万が一減っても生活に影響しない金額に留めることが大切です。

定期的に状況を確認する

積立をしたら忘れていいわけではありません。年に1〜2回程度、口座の状況を確認して、積立金額や商品が今の自分に合っているか見直す習慣をつけましょう。

まとめ:複利の始め方は3ステップ

この記事では、複利の始め方を3つのステップで解説しました。

  • ステップ1:口座を開設する(初心者にはNISA口座がおすすめ)
  • ステップ2:入金する(無理のない金額から。余裕資金で)
  • ステップ3:最初の取引・購入をする(インデックスファンドの積立が入門向き)

複利は「魔法」ではありませんが、時間をかけてじっくり育てると、確かに「お金がお金を呼ぶ」感覚が生まれてきます。大切なのは、完璧なタイミングを待つのではなく、小さくてもまず始めることです。今日の一歩が、10年後の自分への贈り物になるかもしれません。

※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の取引・業者を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任でお願いいたします。
田中 誠一郎
この記事の執筆者
田中 誠一郎
FP2級 証券外務員一種 元・証券会社15年
元・大手証券会社に15年勤務後、独立。FP2級・証券外務員1種保有。バイナリーオプション・FX・資産運用を中心に、入門者向けの解説記事を多数執筆。「難しい金融知識をわかりやすく」をモットーに活動中。

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