「ビットコインって聞いたことあるけど、正直なにかよくわからない」「始めてみたいけど、難しそうで怖い」——そんなふうに感じている方、きっと多いですよね。実はビットコインは、仕組みを少しずつ理解しながら進めれば、初心者でも無理なくスタートできます。この記事では、むずかしい用語をできるだけかみくだいて、初心者が最初にぶつかりやすいポイントを先回りしながら解説していきます。
ビットコインってそもそも何?
ビットコインは、インターネット上だけに存在するデジタルのお金です。紙のお札や硬貨のようなモノとして手元に届くわけではなく、データとして管理されます。よく「仮想通貨」や「暗号資産」と呼ばれますが、どちらも同じビットコインを指しています(日本では法律上「暗号資産」という名称が正式です)。
ビットコインの大きな特徴は、銀行や政府といった特定の機関が管理していない点です。たとえば、銀行振込はA銀行がお金を動かす記録を管理しますが、ビットコインは「ブロックチェーン」という技術で、世界中のコンピューターが一緒に取引を記録・確認しています。ブロックチェーンとは、取引の記録をブロックという単位でつなげた台帳のようなもの、とイメージしてください。
また、ビットコインには発行上限が2,100万枚と決まっています。金(ゴールド)と同じように「掘り出せる量に限りがある」ことから、デジタルゴールドとも呼ばれています。
ビットコインの始め方——4つのステップ
ビットコインを始めるには、大まかに次の4ステップを踏みます。
| ステップ | やること | 目安の時間 |
|---|---|---|
| ① 取引所に口座開設 | 国内の暗号資産取引所に登録する | 15〜30分 |
| ② 本人確認(KYC) | 身分証とセルフィー写真を提出 | 数時間〜数日 |
| ③ 日本円を入金 | 銀行振込やコンビニ払いで入金 | 即日〜翌営業日 |
| ④ ビットコインを購入 | 取引所アプリやサイトで購入 | 数分 |
ステップ①:取引所の選び方
まず、ビットコインを売り買いできる「取引所」に口座を開設する必要があります。銀行口座を開くイメージに近いです。日本には金融庁に登録された取引所が複数あり、セキュリティや手数料、使いやすさなどがそれぞれ異なります。どこを選べばいいか迷ったときは、業者の選び方や比較をまとめた記事も参考にしてみてください。
ステップ②:本人確認(KYC)
口座開設には本人確認が必要です。KYCとは「Know Your Customer」の略で、マネーロンダリング(不正なお金の動き)を防ぐために義務づけられています。運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証と、スマートフォンで撮影したセルフィーを提出するだけなので、手順さえ分かれば難しくありません。
ステップ③:日本円を入金する
口座が使えるようになったら、購入資金として日本円を入金します。銀行振込が一般的ですが、取引所によってはコンビニ払いやクレジットカードに対応しているところもあります。初めてなら1,000円〜数千円など、少額からスタートするのがおすすめです。
ステップ④:ビットコインを購入する
入金が完了したら、いよいよ購入です。取引所のアプリやWebサイトで「購入」や「買い注文」ボタンを押し、金額を入力するだけで取引できます。1ビットコイン単位で買う必要はなく、100円分などの少額から購入できる取引所がほとんどです。
→ FXを始める前に比較すべき業者のポイントのガイドはこちら
初心者がつまずきやすいポイントQ&A
Q. ウォレットって必要ですか?
ウォレットとは、ビットコインを保管する場所(財布)のことです。取引所に口座を開けば、そのまま取引所がウォレット代わりになるため、最初はウォレットを別に用意しなくても問題ありません。ただし、長期保有を考えるようになったら、自分専用のウォレット(ハードウェアウォレットなど)に移す選択肢もあります。
Q. 税金はどうなりますか?
ビットコインで利益が出た場合、原則として「雑所得」として確定申告が必要になります。年間の利益が20万円を超えると申告義務が生じることが多いですが、給与所得者か個人事業主かなど状況によって異なります。税務まわりは専門家に相談するのが確実です。
Q. 価格が大きく動くのが怖いのですが
ビットコインは株式や外貨に比べても価格変動(ボラティリティ)が大きい資産です。一日で10〜20%動くこともあります。そのため、生活費や絶対に減らしてはいけない資金は投じず、余裕資金の一部で始めるのが基本的な考え方です。
まとめ——まずは少額から試してみよう
ビットコインの始め方を4つのステップで整理しました。口座開設・本人確認・入金・購入、この流れさえ押さえれば、初心者でも無理なくスタートできます。難しいと感じる専門用語も、一つひとつ「身近なもの」に置き換えてみると理解しやすくなります。最初は少額でよいので、まず体験してみることが、いちばんの近道かもしれません。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。