ニュースで「アメリカの株が上がった」「ナスダックが下がった」なんて言葉、なんとなく耳にしますよね。でも、いざ「米国株って何のことか分かりやすく知りたい」と思っても、横文字ばかりで身構えてしまう。そんな方に向けて、この記事ではコーヒー片手に読めるくらいやさしく、ゼロからお話ししていきます。
米国株って何?まずは身近なたとえから
米国株とは、ひとことで言うと「アメリカの会社の、ほんの小さなオーナー権」のことです。たとえば、あなたが毎日のように使っているスマホ、見ている動画サービス、ネットで買い物をするサイト。その多くがアメリカの会社だったりします。
そうした会社を、丸ごと買うのはもちろん無理ですよね。何兆円もしますから。そこで「会社をものすごく細かいピースに分けて、その一枚を持てるようにしましょう」という仕組みが株です。米国株は、その対象がアメリカの会社というだけのこと。ケーキを一人で食べきれないから一切れずつ分ける、あのイメージに近いです。
つまり「米国株って何のことか分かりやすく知りたい」という問いの答えは、「世界で活躍するアメリカ企業の、小さな持ち主になれる券」だと考えるとスッキリします。
株を持つと、どんないいことがあるの?
会社の小さなオーナーになると、主に二つのうれしいことがあります。お小遣いのような話なので、気楽に読んでください。
| もらえるもの | どんなイメージ? |
| 値上がり益 | 持っている株の人気が上がると、買ったときより高く売れることがある |
| 配当金 | 会社が稼いだ利益の一部を「ありがとう」として分けてくれることがある |
たとえば、あなたが応援している小さなパン屋さんに少しだけお金を出したとします。お店が繁盛して人気が出れば、あなたの「持ち分」の価値も上がる。さらに儲かった年には「いつもありがとう」とパンの利益を少し分けてくれる。米国株もこれと似た感覚です。
ただし、逆もあります。お店の人気が落ちれば持ち分の価値は下がりますし、儲からなければ分け前もありません。値段は毎日ゆれ動くものなので、買った翌日にちょっと下がっていた、なんてこともふつうに起こります。良いことばかりではない、という点はそっと心にとめておいてください。だからこそ、最初は「上がったり下がったりするものなんだな」と眺める気持ちで向き合うのがおすすめです。
日本の株と何がちがうの?
「アメリカの会社って言われても遠い世界の話みたい」と感じるかもしれません。でも、ちがいは思ったよりシンプルです。
1. 通貨がドルになる
日本株は円で買いますが、米国株はドルで取引します。海外旅行で円をドルに替えるのと同じで、為替レートによって受け取る金額が増えたり減ったりします。これが日本株にはない、ちょっとした味付けです。
2. 世界的に有名な会社が多い
誰もが名前を知っているような大きな会社が、たくさん上場しています。普段の生活で「あ、これ使ってる」と思える会社に出会いやすいのは、米国株のとっつきやすいところかもしれません。よく知っているお店ほど、なんとなく応援したくなるのと同じで、身近な会社から興味を持てるのは初心者にとって心強いポイントです。
3. 取引する時間が日本の夜
アメリカと日本は地球の反対側なので、市場が動くのは日本時間だと夜から朝にかけて。日中お仕事をしている方が、帰宅後にのぞきやすいという声もあります。
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始めるには、どこで買えばいいの?
米国株を買うには、取引のための窓口となる会社を通すのが一般的です。銀行で口座をつくるのと似ていて、まず自分専用の口座を用意するところからスタートします。
窓口となる会社によって、手数料や使いやすさ、扱っている銘柄の数などが少しずつ違います。最初は「どこも同じでしょ」と思いがちですが、長く付き合うものなので、自分に合うところを選びたいところ。詳しい見比べ方は取引業者の比較を参考にすると、イメージがつかみやすいはずです。
いきなり大きな金額を入れる必要はありません。最近は少額から試せる仕組みもあるので、「お試しでひとかけら持ってみる」くらいの軽い気持ちで始める人も増えています。最初の一歩は、生活に困らないお金の範囲で、無理のない金額にしておくと安心です。慣れてきてから少しずつ広げていけば十分ですよ。
まとめ:米国株は「世界の会社の小さな持ち主券」
ここまでをふり返ると、米国株とはアメリカの会社の小さなオーナー権で、値上がり益や配当という形でうれしいことがある一方、価値が下がる可能性もある、ということでした。「米国株って何のことか分かりやすく知りたい」と思っていた方も、なんとなく輪郭がつかめてきたのではないでしょうか。
大切なのは、知らないまま遠ざけるのではなく、まず仕組みを知ってみること。理解が深まれば、ニュースの見え方も少し変わって、毎日がちょっと面白くなるかもしれません。あせらず、自分のペースで一歩ずつ進んでいきましょう。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。