ETFって実際どうやって買うの?
「ETFが気になっているけど、実際の買い方がよくわからない」という方、けっこう多いですよね。名前は聞いたことがあるし、なんとなく良さそうだとはわかっている。でも、証券口座を開いたあと、どのボタンを押せばいいの?という疑問が残ってしまう。
ETFは「上場投資信託」の略で、株と同じように証券取引所でリアルタイムに売買できる金融商品です。日経平均や世界株式など、様々な指数に連動した商品があり、1本で分散投資ができるのが大きな特徴です。
この記事では、ETFのやり方を注文の流れに沿って、できるだけわかりやすく説明します。難しい金融用語が出てきたらそのたびに解説するので、投資デビュー前の方でも安心して読み進めてください。
ETFのやり方:まず口座を準備しよう
ETFを買うには、証券会社に口座を持っていることが前提です。銀行口座とは別物で、株やETFを売買するための専用の口座です。ネット証券であれば、スマホだけで申し込みを完了できるところがほとんどです。本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)を手元に用意しておくとスムーズです。
口座が開いたら、そこに資金を入金します。銀行から証券口座に振り込む形が一般的です。入金が反映されるまで数分〜1営業日ほどかかる場合があります。どの証券会社を選べばいいか迷ったときは、業者の選び方を参考にしてみてください。使いやすい操作画面かどうか、手数料の安さ、取扱い銘柄の豊富さなどを比べてみるといいでしょう。
ETFの買い方:注文の手順をステップで確認
口座に資金が入ったら、いよいよETFを買う操作です。以下の手順でやってみましょう。
- 証券会社のアプリやサイトにログインする
スマホアプリなら「取引」や「購入」タブから進めます。 - ETFを検索する
銘柄名やコード(例:日経平均に連動するETFなら「1321」など)を入力して探します。気になる銘柄が思い浮かばない場合は、取引ツールの「ランキング」や「特集」欄から人気のETFを探す方法もあります。 - 買いたい数量を入力する
ETFは株と同じように「口(くち)」や「株」単位で買います。1口から買えるものも多いので、少額でのスタートが可能です。 - 注文の種類を選ぶ
「成行(なりゆき)注文」か「指値(さしね)注文」を選びます。成行は今すぐ相場の値段で買う方法、指値は「この価格になったら買う」と自分で価格を指定する方法です。 - 注文を確認して送信する
銘柄・数量・価格・注文種別の4点を確認してから「注文する」ボタンを押せば完了です。注文が約定(やくじょう)すると、保有資産として口座に反映されます。
ちなみに成行注文は「今日中に買いたい!」というときに便利で、指値注文は「少し待ってでも安く買いたい」というときに向いています。
ETFの売り方:利益確定や損切りはこうする
ETFを売りたいときは、買うときとほぼ同じ操作です。ログイン→保有中の銘柄を選択→「売却」を選んで数量と注文の種類を入力→送信、という流れになります。
売るタイミングは人それぞれですが、あらかじめ「ここまで上がったら利益確定」「ここまで下がったら損切り」という目安を自分で決めておくと判断しやすくなります。感情だけで動くと判断が遅れることもあるので、ルールを先に決めておくのが初心者のうちは特に大切です。
また、ETFは株と同じく市場が開いている時間帯(東京証券取引所なら平日9時〜11時30分、12時30分〜15時30分)しか売買できない点も覚えておきましょう。
成行注文と指値注文の違いをまとめると
| 注文の種類 | 価格の指定 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 成行注文 | しない(相場に任せる) | すぐ買いたい・売りたいとき |
| 指値注文 | 自分で決める | 価格にこだわって取引したいとき |
どちらも間違いではなく、状況に応じて使い分けるのがコツです。最初は成行で慣れてから、指値を試してみるのがおすすめです。
ETFのやり方でよくある疑問
いくらから始められる?
銘柄によりますが、数千円〜1万円台から買えるETFは多いです。まずは少額で試しながら操作に慣れるのが無理のない始め方です。証券会社によっては「ミニ株(単元未満株)」のように少ない金額で買える仕組みもあります。
手数料はかかる?
売買のたびに「売買手数料」がかかるのが基本ですが、ネット証券では一定の条件を満たせば手数料ゼロのプランを用意しているところも増えています。また、ETFを保有しているあいだは「信託報酬」という管理費が少額ずつかかります。投資信託と比べるとETFの信託報酬は低めに設定されているものが多いですが、購入前に必ず確認しておきましょう。
NISAでETFは買える?
はい、買えます。NISA口座でETFを買うと、売却益や分配金にかかる税金が非課税になるのでお得です。ただし、NISAで買えるETFの種類は証券会社によって異なるため、事前に確認を。新NISAの「成長投資枠」を使えば国内外の多くのETFが対象になります。
まとめ:ETFのやり方は手順さえわかれば難しくない
ETFの買い方・売り方・注文の出し方をステップで見てきました。口座を作る→入金する→ETFを検索する→数量と注文種類を入力して送信する、という流れは最初こそ戸惑いますが、一度やってしまえば次からはスムーズになります。
大切なのは「試しにやってみる」こと。少額でも実際に操作してみると、画面の見方や注文の感覚が一気につかめるようになります。ETFは分散投資がしやすく、初心者が最初の一歩を踏み出すのにも向いている商品です。焦らず、自分のペースで進めてみてください。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。