ニュースで「日経平均が上がった」とか、友だちとの会話で「あの会社の株を持ってる」なんて言葉を聞くたびに、「株式投資って何のことか分かりやすく知りたいな」と思ったことはありませんか。なんとなく難しそうで、お金持ちだけの世界というイメージがあるかもしれません。でも、その正体は意外とシンプルです。この記事では、近所のパン屋さんを例にしながら、まったくの初心者でもイメージできるように、ゆっくりお話ししていきます。
株式投資って何?パン屋さんでたとえてみる
あなたの街に、すごくおいしいパン屋さんがあるとします。お店はいつも行列で、店主さんは「もう一店舗お店を増やしたいけど、お金が足りない」と悩んでいました。そこであなたに、こう声をかけます。「10万円出してくれたら、このお店の一部の『持ち主』になってもらえます。お店がもうかったら、その分をあなたにもお返ししますよ」。
この「お店の持ち主になれる権利」が、いわば株です。そして、その株を買ってお店を応援することが株式投資です。つまり株式投資って何かというと、「気になる会社にお金を出して、その会社の小さなオーナーになること」だと考えると分かりやすいですよ。難しい計算式の話ではなく、応援したい会社を選んで仲間になる、というイメージから入るのがおすすめです。
もちろん、現実の株式投資の相手は近所のパン屋さんではなく、お菓子メーカーやゲーム会社、自動車メーカーといった、あなたもよく知る大きな会社が中心です。普段つかっているスマホのアプリや、コンビニで手に取る商品をつくっている会社の株も、実は誰でも買うことができます。「あの会社、これから伸びそうだな」と感じたとき、その気持ちを行動に移せるのが株式投資のおもしろいところなんです。
どうやってお金が増えたり減ったりするの?
株式投資で利益が生まれる道は、大きく分けて二つあります。一つずつ見ていきましょう。
その1:株そのものの値段が変わる
さきほどのパン屋さんが大人気になり、テレビでも紹介されたとします。すると「私もこのお店の持ち主になりたい!」という人が増え、株を欲しがる人が多くなります。人気が出ると、株の値段は上がっていきます。10万円で買った持ち分が15万円で売れたら、差額の5万円があなたの利益です。これを値上がり益と呼びます。逆に、お店の評判が落ちて買いたい人が減れば、値段は下がります。安いときに売れば損になる、というわけです。
その2:もうけの一部を分けてもらう
お店がしっかり利益を出すと、「持ち主のみなさん、ありがとう」とお礼のお金を配ってくれることがあります。これが配当です。株を持っているだけで、定期的に少しずつ受け取れる仕組みです。すべての会社が配当を出すわけではありませんが、こうした分け前があるのも株式投資の魅力の一つです。
実際に始めるには何が必要?
「やってみたい」と思ったとき、最初に必要なのは証券会社の口座です。これは、株を売り買いするための専用のお財布のようなもの。銀行口座とは別に用意します。スマホがあれば、申し込みから取引まで自宅で完結できる時代になりました。ここで一つ大事なのが、どの会社のサービスを使うかという選び方です。手数料やアプリの使いやすさは会社ごとに違うので、自分に合った場所を見つけることが、長く続けるコツになります。気になる方は取引業者の比較もチェックしてみてください。
口座ができたら、あとは応援したい会社を選んで、無理のない金額から少しずつ。最近は数百円や数千円から買える仕組みもあるので、お小遣いの範囲で体験してみる人も増えています。最初の一社を選ぶときは、自分がよく使うサービスや好きな商品をつくっている会社から考えると、ニュースも自分ごととして追いやすくなりますよ。
海外FX業者の選び方と比較のポイントに関する詳しい情報は、こちらをご確認ください。
始める前に知っておきたいこと
株式投資は夢のある世界ですが、注意点も正直にお伝えします。下の表に、初心者がつまずきやすいポイントをまとめました。
| ポイント | かんたんな説明 |
| 値段は毎日動く | 上がる日も下がる日もあります。短期の上下に一喜一憂しすぎないことが大切です。 |
| 余裕資金で | 生活費や急に必要なお金ではなく、当面使わないお金で始めると安心です。 |
| 分散を意識 | 一つの会社に全部かけず、いくつかに分けるとリスクをやわらげやすくなります。 |
大事なのは、いきなり大きく勝負しないこと。最初は「勉強代」と考えて、小さく始めながら値段の動きに慣れていくのが安全です。
まとめ
ここまで読んで、株式投資って何のことか、少しイメージがつかめたのではないでしょうか。要するに、応援したい会社の小さなオーナーになり、その会社の成長を一緒に喜ぶこと。値上がり益や配当という形で恩恵を受けられる一方、値段は動くので余裕資金で無理なく、というのが基本の考え方です。難しく構えすぎず、まずは知ることから。あなたのペースで、最初の一歩を踏み出してみてくださいね。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。