デイトレードって、実際どんな取引なの?
「デイトレードをやってみたいけど、実際の操作がよくわからない」という方は多いと思います。テレビやSNSで耳にする機会は増えても、「具体的にどう注文を出すの?」「買ったあとどうすればいいの?」というところまで教えてくれる情報はなかなかありませんよね。
この記事では、デイトレードのやり方を操作の手順に沿って、できるだけわかりやすく解説します。難しい専門用語はできる限りかみくだいて説明するので、初めての方もぜひ読んでみてください。
デイトレードのやり方:基本の流れを理解しよう
デイトレードとは、株や通貨などの金融商品をその日のうちに買って売る(または売って買い戻す)取引のことです。翌日に持ち越さないのが大きなポイント。イメージとしては、朝の市場が開く前に「今日はこの銘柄を狙おう」と決め、取引時間中にタイミングを見て売買し、夕方には手じまい(決済)するという流れです。
大まかな1日の流れはこんな感じです:
- 前日〜朝:ニュースやチャートで銘柄・方向をチェック
- 取引開始(東証は9時〜):エントリーのタイミングを探す
- 日中:価格の動きを見ながら決済のタイミングを判断
- 取引終了前:当日中にすべてのポジションを閉じる
「ポジション」とは、今持っている取引の状態のこと。「ポジションを持つ」=「まだ売買が完了していない状態」と覚えておけばOKです。
実際の注文の出し方:買い・売りの手順
ここが一番気になるところですよね。証券会社の取引ツール(PCやスマホアプリ)を使って、実際の注文を出す手順を見ていきましょう。
① 銘柄を選んでチャートを開く
まず取引したい銘柄のコード(たとえばトヨタなら7203)を入力し、チャート画面を開きます。チャートとは価格の動きを線グラフにしたもの。「今上がってるのか、下がってるのか」を視覚的に確認できます。
② 注文の種類を選ぶ
デイトレードでよく使う注文には主に2種類あります。
| 注文の種類 | 特徴 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 成行(なりゆき)注文 | 今すぐ今の値段で買う・売る | すぐ動きたいとき |
| 指値(さしね)注文 | 「この値段になったら売買して」と予約 | 値段を狙って入りたいとき |
初心者のうちは「成行注文」のほうがシンプルで使いやすいです。ただし、値動きが激しいときは思ったより高い・低い値段で約定(成立)することもあるので注意してください。
③ 数量を入力して注文を出す
銘柄と注文方法が決まったら、何株買うかを入力して「注文確定」ボタンを押します。これで買い注文(ロング)が完了。約定されると、あなたはその銘柄を「持っている状態」になります。
④ 決済注文を出す(売る)
価格が上がったと判断したら、保有中の株を売って利益を確定します。この操作を「決済」と呼びます。売り注文も、成行か指値を選んで数量を入力するだけ。シンプルな操作ですが、「いつ売るか」の判断がデイトレードで最も難しいポイントとも言えます。
損失を広げないための「損切り」のやり方
デイトレードで絶対に覚えておきたいのが損切り(ロスカット)です。思惑と逆方向に価格が動いたとき、損失を小さいうちに確定させるために売る(または買い戻す)ことを指します。
たとえば、1,000円で買った株が970円まで下がってきた。「もう少し待てば戻るかも」と思いたくなりますが、ここで見切りをつけて売るのが損切りです。30円の損で済んだところを、我慢して200円・300円の損にしてしまうケースが初心者によく見られます。
多くの取引ツールには「逆指値注文」という機能があり、「株価が970円を下回ったら自動で売ってくれ」という設定ができます。感情に左右されずに損切りラインを守るために、ぜひ活用してみてください。
デイトレードを始める前に準備しておくこと
いざやり方がわかっても、取引環境が整っていないと始められません。まず必要なのは証券口座の開設です。手数料や取扱い銘柄、ツールの使いやすさなど、業者によって違いがあります。業者の選び方をしっかり確認してから口座を作るのがおすすめです。
口座が開いたら、最初はいきなり大きな金額で始めず、少額でまず操作に慣れることが大切です。注文を出すこと自体は難しくありませんが、「どのタイミングで入って、どこで出るか」という判断は経験を積みながら磨いていくものです。
まとめ:デイトレードのやり方は「手順」で覚えよう
デイトレードのやり方を改めて整理すると、①銘柄とチャートを確認 → ②注文の種類(成行・指値)を選ぶ → ③数量を入力して買い注文 → ④価格が動いたら決済(売り注文)、という流れになります。損切りの設定も忘れずに行いましょう。
最初は覚えることが多く感じるかもしれませんが、操作自体はシンプルです。デモ口座(仮想の資金で練習できる機能)が使える証券会社も多いので、まずは実際の画面を触りながら感覚をつかんでみてください。焦らずコツコツ、が一番の近道です。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。