「投資を始めたいけど、タイミングが読めなくて怖い……」そう感じている方は多いのではないでしょうか。実は、タイミングを読まなくてもコツコツ資産を積み上げられる方法があります。それがドルコスト平均法です。
この記事では、ドルコスト平均法の始め方を口座開設→入金→最初の購入という3ステップでわかりやすく解説します。難しい数式は一切出てきません。「なんとなく気になってる」くらいの初心者の方に、となりで話しかけるようにお伝えします。
ドルコスト平均法とは?まずイメージをつかもう
ドルコスト平均法とは、毎月一定の金額を決まったタイミングで買い続ける投資方法です。たとえば「毎月1万円分、投資信託を買う」といった感じです。
価格が高いときは少ししか買えず、価格が安いときはたくさん買えます。これを続けることで、平均して安い価格で買うことができる仕組みです。スーパーのタイムセールをイメージするとわかりやすいかもしれません。安いときにたくさん買えて、高いときは少しだけ——自然と平均単価を下げられるわけです。
「毎回タイミングを見計らって買わなくていいの?」と思う方もいるでしょう。そうです、それがこの方法の最大のメリット。相場の上がり下がりを気にせず、機械的に積み立てるだけでOKです。
【ステップ1】口座を開設する
ドルコスト平均法を始めるには、まず証券口座や投資信託の口座を開く必要があります。難しく聞こえますが、スマートフォンで手続きが完結するサービスも多く、最短数日で使えるようになります。
口座を選ぶときのポイントをまとめると、こんな感じです。
| チェックポイント | なぜ大事か |
|---|---|
| 取扱商品の種類 | 積み立てたい商品があるか確認 |
| 手数料の安さ | コストが積み重なると利益を圧迫する |
| 最低積立金額 | 100円から始められるサービスもある |
| アプリの使いやすさ | 続けるためのモチベーションに直結 |
どの業者を選べばいいか迷ったときは、業者の選び方を参考にしてみてください。コストや使いやすさを比較した情報をまとめています。
【ステップ2】口座に入金する
口座が開設できたら、次は積み立てに使うお金を入金します。ここで大事なのは「無理のない金額から始める」こと。毎月5,000円でも1万円でも、続けられる金額を設定するのがポイントです。
入金方法は銀行振込・クレジットカード・口座引き落としなどがあります。なかでも口座引き落とし(自動引き落とし)に設定しておくと、毎月自動で積み立てが進むので手間がかかりません。「気づいたら積み立てが続いていた」という状態が理想です。
いくら用意すればいい?
最初は「生活費の6か月分を手元に残した上で、余裕資金の中から設定する」のが一般的な考え方です。投資に回すのはあくまで「なくなっても生活に困らないお金」が基本です。
【ステップ3】最初の購入(積み立て設定)をする
いよいよ積み立てのスタートです。多くのサービスでは積み立て設定を一度しておけば、あとは自動で毎月購入してくれます。手順はおおむね次の流れです。
- 購入したい商品(投資信託・ETFなど)を選ぶ
- 毎月の積立金額を入力する
- 積立日(例: 毎月10日)を設定する
- 確認画面で内容をチェックして完了
「どの商品を選べばいいかわからない」という方は、インデックスファンド(市場全体の動きに連動する商品)がよく選ばれます。特定の企業に賭けるわけではなく、広く分散されているので初心者にも比較的なじみやすいと言われています。
始めてから気をつけたいこと
積み立てを始めた後、気になって毎日値動きをチェックしてしまいがちです。しかしドルコスト平均法は長期間続けることに意味があります。短期間の値下がりを見て「損してる!」と慌てて解約してしまうと、せっかくの積み立て効果が台無しになることも。月に1回程度確認するくらいが、ちょうどいいペースです。
関連情報:入出金トラブルを防ぐ業者の見極め方についてはこちらをどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. いくらから始められますか?
A. サービスによっては月100円から積み立てできるものもあります。まずは少額からお試し感覚で始めてみてください。
Q. いつ始めるのがベストですか?
A. ドルコスト平均法の考え方からすると、「始めたいと思ったときが始め時」です。タイミングを気にしすぎず、早めにスタートして期間を長くとる方が積み立て効果は高まりやすいとされています。
Q. 途中でやめることはできますか?
A. 多くのサービスでは積み立て設定をいつでも変更・停止できます。ただし、商品の売却タイミングによっては損失になる場合もあるため、やめる前に状況をよく確認しましょう。
まとめ
ドルコスト平均法の始め方を3ステップでお伝えしました。
- 口座を開設する:自分に合った証券会社・投資信託サービスを選ぶ
- 入金する:無理のない金額を自動引き落としで設定する
- 積み立て設定をする:商品・金額・積立日を決めてスタート
「難しそう」と思っていた方も、一つひとつ分けて見ると意外とシンプルではないでしょうか。大切なのは完璧なタイミングを狙うことではなく、小さく始めて長く続けること。今日がその第一歩になれば嬉しいです。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。