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不動産投資のやり方をわかりやすく解説

不動産投資って、実際どうやって始めるの?

「不動産投資に興味があるけど、何から手をつければいいかわからない」——そんな方、多いのではないでしょうか。株や投資信託と違って、不動産投資は動かす金額も大きいし、手続きも複雑そうで、なんとなく遠い存在に感じてしまいますよね。でも実は、やり方の流れ自体はそれほど難しくありません。今回は不動産投資のやり方を、実際に物件を買うところから売るところまで、順を追ってわかりやすく解説します。

不動産投資のやり方:全体の流れをまず把握しよう

不動産投資は大きく分けると「買う→運用する→売る」の3ステップです。株のように画面上でボタンを押すだけ、とはいきませんが、それぞれのステップに何をすればいいかがあらかじめ決まっているので、流れさえ知っておけば迷いにくくなります。

ステップ やること 目安の期間
①準備・勉強 投資の目的・予算・エリアを決める 1〜3ヶ月
②物件を探す 不動産会社・ポータルサイトで物件調査 1〜6ヶ月
③買う手続き 購入申込・ローン審査・契約・決済 1〜3ヶ月
④運用する 入居者募集・家賃回収・管理 数年〜数十年
⑤売る 売却査定・売り出し・引き渡し 3ヶ月〜1年

これが不動産投資の全体像です。では、それぞれのステップで実際に何をするのか、もう少し掘り下げて見ていきましょう。

物件の買い方:申込から契約・決済まで

気に入った物件が見つかったら、いよいよ購入手続きのスタートです。ここでは実際の操作手順を順番に説明します。

①購入申込書を出す

「この物件を買いたい」という意思表示をするために、不動産会社に購入申込書(買付証明書)を提出します。この時点では法的な拘束力はなく、あくまで「買う意欲を示す書類」です。複数の買い手がいる場合は、先に申込んだ人が優先されることが多いです。

②住宅ローンの事前審査・本審査

物件価格の多くをローンで賄う場合は、金融機関の審査が必要です。まず「事前審査」で借りられるかどうかの目安を確認し、売買契約後に「本審査」に進みます。審査には年収・勤務先・借入状況などが影響します。

③重要事項説明と売買契約

不動産会社の宅地建物取引士から「重要事項説明書」の説明を受けたあと、売買契約書にサインします。この際、手付金(物件価格の5〜10%程度)を支払います。契約後に買い手側の都合でキャンセルすると、手付金は戻ってこない点に注意が必要です。

④決済・引き渡し

ローンの融資実行と同時に、残代金を売主に支払い、物件の鍵と所有権が移ります。司法書士が立ち会い、法務局への所有権移転登記も同日に行われます。これで「買い手」から「オーナー」への移行が完了です。

運用のやり方:入居者を集めて家賃を受け取る

物件を手に入れたら、いよいよ「運用フェーズ」です。不動産投資の主な収益は、入居者から毎月受け取る家賃収入(インカムゲイン)です。

物件の管理方法は大きく2つあります。

  • 自主管理:入居者の募集・家賃回収・修繕の手配などをオーナー自身が行う方法。管理費がかからない分、手間と知識が必要。
  • 管理会社に委託:管理業務を専門会社に任せる方法。家賃収入の5〜10%程度の管理手数料がかかるが、手間が大幅に減る。初心者にはこちらが向いている。

どちらの方法にするかは、自分の時間や知識量によって選ぶのが現実的です。

なお、運用中は「どんな業者・取引環境を使うか」も収益に影響します。管理会社だけでなく、物件を購入する際に使った不動産会社との付き合い方も重要です。物件購入前の段階で業者の選び方をしっかり確認しておくと、後々の運用もスムーズになります。

売り方:タイミングと手順を知っておこう

不動産は「買ったら終わり」ではなく、いずれ売るときにも利益(キャピタルゲイン)や損失が発生します。売却の流れも把握しておきましょう。

①売却査定を依頼する

不動産会社に査定を依頼し、「今この物件はいくらで売れそうか」を確認します。複数社に査定を頼んで比較するのが基本です。

②媒介契約を結んで売り出す

売却を任せる不動産会社と媒介契約を締結し、物件を市場に出します。「専任媒介」「一般媒介」など契約の種類があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

③買い手が見つかったら交渉・契約

購入希望者から申込が入ったら、価格や引き渡し時期などの条件を交渉します。合意できたら売買契約を締結し、決済・引き渡しへと進みます。

④確定申告を忘れずに

不動産を売却して利益が出た場合は、翌年に確定申告が必要です。保有期間が5年以下か5年超かによって税率が変わるため、売るタイミングも考慮のひとつです。

まとめ

不動産投資のやり方を整理すると、「物件を探す→購入申込・ローン・契約・決済→入居者を集めて家賃を受け取る→タイミングを見て売却」という流れになります。各ステップで必要な書類や手続きはありますが、ひとつひとつ確認しながら進めれば初心者でも取り組める内容です。まずは全体の流れを頭に入れて、自分がどのステップにいるのかを意識しながら動いてみましょう。

※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の取引・業者を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任でお願いいたします。
田中 誠一郎
この記事の執筆者
田中 誠一郎
FP2級 証券外務員一種 元・証券会社15年
元・大手証券会社に15年勤務後、独立。FP2級・証券外務員1種保有。バイナリーオプション・FX・資産運用を中心に、入門者向けの解説記事を多数執筆。「難しい金融知識をわかりやすく」をモットーに活動中。

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