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初心者向け投資信託の始め方ガイド

「投資信託って名前はよく聞くけど、正直よくわからない……」そう感じている方、とても多いと思います。難しそうな金融用語が並んでいると、最初の一歩が踏み出せないですよね。この記事では、投資信託の始め方を初心者向けにできるだけやさしく解説します。専門用語はその場でかみくだいて説明しますので、「投資のことはほぼゼロ」という方も安心して読み進めてください。

投資信託ってそもそも何?まずここから

投資信託とは、一言でいうと「みんなのお金をまとめてプロが運用する仕組み」です。たとえるなら、近所の人たちとお金を出し合って、料理のプロに「おいしく増やしてきて」とお願いするようなイメージです。

自分一人では少額で買えない株や債券も、みんなで出し合うことで分散して購入できます。「分散投資」というのは、リスクを複数の場所に分けて、一つが下がっても全部が同時にひどくなりにくくする方法です。一種の「たまご分け」戦略ですね。

投資信託には大きく分けて次の種類があります。

種類 投資先 リスクの目安
国内株式型 日本の株 中〜高
外国株式型 海外の株 中〜高
債券型 国債・社債 低〜中
バランス型 株・債券を混合 低〜中
インデックス型 市場全体に連動

初心者の方には、市場全体の動きに合わせて運用する「インデックス型」が費用も安くシンプルで取り組みやすいと言われています。

始める前に知っておきたい3つのポイント

①コストをチェックしよう

投資信託には「信託報酬」という年間の管理手数料がかかります。これは自動的に差し引かれるので見落としがちですが、長期で運用するほど差が開きます。年0.1〜0.2%程度のものを「低コスト」と覚えておきましょう。同じ指数に連動する商品でも、信託報酬が1%台のものと0.1%台のものでは、10年後に大きな差になります。

②「つみたてNISA」を活用するのがおすすめ

「NISA(ニーサ)」とは、投資で得た利益が非課税になる国の制度です。通常、投資利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を使うと税金がかかりません。毎月コツコツ積み立てる「つみたて投資枠」は、年間最大120万円まで非課税で運用できます。初心者がまず使うべき口座として、多くの専門家が勧めている制度です。

③長期目線で焦らないことが大切

投資信託の価値は毎日上下します。「買った翌日に下がった!」と慌てて売ってしまうと、損になることが多いです。基本的には長期(5〜20年など)にわたってコツコツ保有し続けることで、複利の効果が発揮されやすくなります。複利とは「利益がさらに利益を生む雪だるま式」の仕組みです。短期の値動きに一喜一憂しないメンタルが、投資信託には大切です。

実際の始め方をステップで確認

「なんとなくわかってきた。じゃあどうやって始めればいいの?」という方のために、流れをまとめます。

  1. 口座を開く:証券会社や銀行にNISA口座(または特定口座)を開設します。ネット証券はスマートフォンから申し込みでき、手数料も低めです。
  2. 商品を選ぶ:まずはインデックス型で信託報酬が低いものを目安に探してみましょう。
  3. 金額を決める:月100円から始められる商品もあります。無理のない金額から試してみるのがポイントです。
  4. 積み立て設定をする:毎月自動で購入する「自動積立」の設定をしておくと、買い忘れが防げて楽です。
  5. 定期的に確認する:毎日チェックする必要はありません。3〜6か月に一度、残高を確認する程度で十分です。

口座を開く際は、取引環境や手数料体系が証券会社によって異なります。業者の選び方も合わせて確認しておくと、自分に合った口座を選びやすくなります。

→ 初めての口座開設で押さえたい業者比較のガイドはこちら

よくある初心者の疑問に答えます

Q. いくらから始められますか?

多くのネット証券では100円から積み立てが可能です。まずは少額で試して、仕組みに慣れてから金額を増やすのがおすすめです。

Q. 元本割れすることはありますか?

はい、あります。投資信託は元本が保証されていません。ただし、長期・分散・積み立てを組み合わせることでリスクを抑えやすくなります。「余裕資金」で始めることが基本のルールです。

Q. いつでも売れますか?

基本的には平日の取引時間中であればいつでも売ることができます。ただし、売ってから口座に反映されるまで数日かかる場合があります。

Q. 銀行と証券会社、どちらで買うのがいいですか?

商品の種類が多く手数料が低いネット証券が、初心者にとって使いやすい傾向があります。銀行は窓口で相談しながら買える安心感がありますが、手数料が高めの商品をすすめられることもあるため注意が必要です。

まとめ:最初の一歩は小さくていい

投資信託の始め方を初心者向けにまとめると、「つみたてNISAでインデックス型を少額から積み立てる」これだけです。難しく考えすぎず、まずは口座を開くことが最初の一歩。完璧な知識がなくても始められるのが投資信託の良いところです。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。

※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の取引・業者を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任でお願いいたします。
田中 誠一郎
この記事の執筆者
田中 誠一郎
FP2級 証券外務員一種 元・証券会社15年
元・大手証券会社に15年勤務後、独立。FP2級・証券外務員1種保有。バイナリーオプション・FX・資産運用を中心に、入門者向けの解説記事を多数執筆。「難しい金融知識をわかりやすく」をモットーに活動中。

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