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高配当株は危ないと聞いたが本当ですか?リスクの真相

「配当がたくさんもらえる株、いいなあ」と思って調べてみたら、「高配当株は危ないと聞いたが本当ですか」という声をあちこちで見かけて、急に不安になっていませんか。せっかく一歩を踏み出そうとしているのに、「危ない」と言われると足がすくみますよね。その気持ち、とてもよく分かります。この記事では、「高配当株は危ないと聞いたが本当ですか」という疑問を、入門者の目線でやさしく一緒にほどいていきます。結論を先に言うと、「危ない側面はあるけれど、正体を知れば過度に怖がる必要はない」というのが正直なところです。「危ない」という言葉だけが一人歩きしていることも多いので、その中身を一つずつ見ていきましょう。

そもそも高配当株が「危ない」と言われる理由

まず、なぜ「危ない」というイメージが先行するのかを整理してみましょう。配当とは、会社が稼いだ利益の一部を株主に分けてくれるお小遣いのようなものです。これ自体はうれしい仕組みですが、注意したいポイントがいくつかあります。

  • 配当の金額が大きくても、株価そのものが下がってしまえば、トータルでは損になることがある
  • 「高い配当」が、実は無理をして出している場合がある
  • 業績が悪化すると、配当が減らされたり止まったりすることがある(これを減配・無配と呼びます)

つまり「危ない」と言われるのは、配当の数字だけを見て飛びついてしまうと、思わぬ落とし穴にはまることがあるからなんですね。配当はあくまで会社の体力から出るもの。体力が弱っている会社が見栄を張って配当を出していると、長くは続かないわけです。たとえば、お小遣いをたくさんくれる人がいたとして、その人が貯金を切り崩して無理に渡しているとしたら、いつか続かなくなりますよね。会社の配当もそれと似ていて、「いくらくれるか」だけでなく「どこからそのお金が出ているか」を見ることが大切なんです。

「配当利回り」の落とし穴を見抜くコツ

高配当株を選ぶとき、多くの人が見るのが「配当利回り」という数字です。これは「投資した金額に対して、年間どれくらい配当がもらえるか」を割合で示したものです。たとえば1万円分の株で年400円の配当なら、利回りは4%という具合です。

ここで気をつけたいのが、利回りが極端に高いときです。利回りは「配当 ÷ 株価」で計算されるので、株価が大きく下がると、見かけ上の利回りだけがどんどん高くなります。お店で「半額シール」が貼られた商品に理由があるのと同じで、安くなっているのには事情があることも多いのです。賞味期限が近いから値下げされているのか、それとも単に在庫を整理したいだけなのか。理由を確かめずにカゴへ入れると、あとで後悔することもありますよね。

見え方 本当の中身かもしれないもの
利回りがとても高い 株価が下がり続けている可能性
配当がずっと一定 業績に合わせて見直されるかもしれない
新しく配当を増やした 無理をしていないか要確認

数字の高さに目を奪われず、「なぜこの利回りなのか」を一歩立ち止まって考える。これだけで、危ない地雷をだいぶ避けられます。具体的には、その会社のニュースや決算の様子を軽く調べて、「業績は伸びているのに株価がたまたま下がっているだけ」なのか、「業績そのものが弱っている」のかを区別してみてください。同じ高利回りでも、この二つはまったく意味が違ってきます。

不安を減らすリスク管理の考え方

では「高配当株は危ないと聞いたが本当ですか」という不安に、どう向き合えばいいのでしょうか。大切なのは、危険をゼロにしようとすることではなく、上手に付き合うことです。料理で火を使うのが危ないからといって、まったく使わないわけにはいきませんよね。火加減を覚えればいいのと同じです。

一つのカゴに卵を盛らない

一社だけに集中させると、その会社が減配したときのダメージが大きくなります。いくつかの会社や業種に分けて持つことで、どこかが不調でも全体への影響をやわらげられます。たとえば食品・通信・銀行といったように、値動きの傾向が違う業種を組み合わせると、全部がいっぺんに沈むという事態を避けやすくなります。

会社の「続けられる力」を見る

過去に何年も配当を続けてきたか、利益の範囲内で無理なく配当を出しているか。こうした「続けられる力」を確認すると、安心感がぐっと増します。目安として、利益のうちどれくらいを配当に回しているか(配当性向と呼びます)が極端に高すぎないか、というあたりを眺めてみるとよいでしょう。利益のほとんどを配当に回している会社は、ちょっと業績が傾いただけで配当を維持しにくくなります。

長い目で考える

短期間の値動きで一喜一憂すると、不安ばかりが大きくなります。配当をコツコツ受け取りながら、数年単位でゆっくり育てるイメージを持つと、気持ちにも余裕が生まれます。毎日株価をのぞいて落ち込むより、果樹を育てるように「実がなるのを待つ」感覚でいるほうが、結果的に冷静な判断をしやすくなります。

FXリスク管理と業者のサポート体制が初めての方は、まずこちらの記事からご覧ください。

どこで・どう始めるかも安心につながる

意外と見落とされがちですが、「どこで取引するか」という環境も、不安の大きさに関わってきます。手数料や使いやすさ、サポートの分かりやすさは、会社によってずいぶん違います。とくに入門者のうちは、画面が分かりやすく、つまずいたときに頼れる環境を選んでおくと、余計なストレスを減らせます。自分に合った場所を見つけるために、業者の選び方を一度ざっと眺めておくと、最初の一歩が踏み出しやすくなりますよ。道具や環境が自分の手になじんでいると、いざというときの判断も落ち着いてできるものです。

まとめ:正しく知れば、過度に怖がらなくていい

「高配当株は危ないと聞いたが本当ですか」という疑問に対する答えは、「危ない面はあるけれど、正体を知れば必要以上に怖がらなくていい」です。利回りの高さだけで飛びつかず、会社の体力や続けられる力を見て、いくつかに分けて持つ。そして長い目で付き合う。この基本を押さえれば、不安はずいぶん小さくなります。「危ない」という言葉は、裏を返せば「気をつけるべき点を教えてくれている合図」でもあります。まずは少額から、自分のペースで慣れていくところから始めてみてはいかがでしょうか。

※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の取引・業者を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任でお願いいたします。
田中 誠一郎
この記事の執筆者
田中 誠一郎
FP2級 証券外務員一種 元・証券会社15年
元・大手証券会社に15年勤務後、独立。FP2級・証券外務員1種保有。バイナリーオプション・FX・資産運用を中心に、入門者向けの解説記事を多数執筆。「難しい金融知識をわかりやすく」をモットーに活動中。

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