「株式投資とは何ですか?」と聞かれて、すらすら答えられる人は意外と少ないかもしれません。ニュースで「日経平均が上がった」と耳にしても、自分の生活とどうつながっているのか、ピンとこないこともありますよね。この記事では、投資をこれから始めたい方や、なんとなく気になっている方に向けて、株式投資とはそもそも何なのかを、できるだけやさしい言葉でお話ししていきます。専門用語が出てきても、ひとつずつかみくだいて説明するので、気楽に読み進めてみてください。
株式投資とは?まずは結論から
結論からお伝えすると、株式投資とは「会社の一部を少しだけ買って、その会社の成長や利益を一緒に分けてもらう」しくみのことです。お店でモノを買うのとは少し違って、買うのは「会社のオーナーになる権利のかけら」だとイメージしてみてください。この「かけら」のことを株式(かぶしき)と呼びます。
たとえば、あなたがよく行くカフェチェーンがあったとします。そのお店を運営する会社の株式を買うと、あなたはその会社のごく小さな共同オーナーの一人になります。お店が繁盛して会社が儲かれば、その恩恵の一部をあなたも受け取れる、というわけです。これが株式投資の一番おおもとにある考え方です。
身近なものでたとえると
もう少しイメージしやすいように、たとえ話で考えてみましょう。友達数人で小さなたこ焼き屋台を始めるとします。お金を出し合って材料や鉄板を買い、みんなで「○円ずつ出したよね」と確認します。この「出したお金の割合」が、そのまま屋台の持ち分になります。
屋台が大人気でたくさん売れたら、利益を出した割合に応じて分けますよね。逆に、まったく売れなければ、出したお金が戻ってこないこともあります。株式投資も、規模が大きくなっただけで、本質はこれとよく似ています。会社という「大きな屋台」にお金を出し、うまくいけば利益を分けてもらえる。これが基本を理解する近道です。屋台の場合は知り合い同士の小さな話ですが、株式の世界では、見ず知らずの何万人もの人が、ひとつの会社を少しずつ支えています。だからこそ、あなたが買える「かけら」もとても小さく、数千円や数万円といった身近な金額から参加できる会社も少なくありません。「投資はお金持ちがするもの」というイメージを持つ方もいますが、実際にはお小遣いに近い金額から第一歩を踏み出せるのです。
株主がもらえる主な3つのもの
会社の一部を持つ人のことを「株主(かぶぬし)」と呼びます。株主になると、主に次のようなものを受け取れる可能性があります。言葉だけだと固いので、表で整理してみましょう。
| 名前 | かんたんな意味 |
| 値上がり益 | 買ったときより株の値段が上がったときに、売ることで得られる差額。 |
| 配当金(はいとうきん) | 会社が儲けの一部を株主に分けてくれるお金。年に1〜2回が多いです。 |
| 株主優待 | 商品券や自社サービスの割引など、会社からのちょっとしたお礼。 |
ただし、これらは必ずもらえるものではありません。会社の業績が良くなければ、配当が減ったり、株の値段が下がったりすることもあります。良いことも、そうでないことも、両方ありうる。ここはしっかり覚えておきたいところです。
なぜ株式投資が大切だと言われるの?
では、どうして株式投資がこれほど話題になるのでしょうか。理由のひとつは、お金に「働いてもらう」発想にあります。銀行に預けているだけでは、いまの時代は利息がごくわずかです。一方で、物価が少しずつ上がっていくと、同じ金額で買えるものは年々減っていきます。つまり、ただ置いておくだけでは、お金の価値が目減りしてしまう可能性があるのです。
株式投資は、こうした目減りに対して「会社の成長の力を借りて備える」ひとつの方法だと考えられています。もちろん、増えることもあれば減ることもあるので、銀行預金のような安心感とは性質が違います。それでも、長い目で世界の経済が育っていく流れに、自分のお金を少しだけ乗せておく。そんなイメージを持つと、株式投資とは何のためにあるのかが見えてきます。
信頼できるFX業者を見つけるためのガイドについてもっと深く知りたい方へ → こちらの記事が参考になります。
始めるときに知っておきたいこと
実際に株式を買うには、証券会社などで取引のための口座を開く必要があります。お店によって手数料やサービス、使いやすさはさまざまなので、最初にどこを選ぶかは意外と大事なポイントです。どんな取引環境が自分に合うか迷ったら、取引業者の比較を参考に、無理のないところから検討してみるとよいでしょう。
そして何より、いきなり大きな金額を投じないことです。最初は「なくなっても生活に困らない範囲」で、少額からゆっくり慣れていく。これが、初心者が長く続けるための大切なコツだと言われています。
まとめ
株式投資とは、会社の一部を持つことで、その会社の成長や利益を一緒に分けてもらうしくみでした。たこ焼き屋台のたとえのように、お金を出した分だけオーナーになり、うまくいけば値上がり益や配当金を受け取れます。一方で、減るリスクもあるからこそ、少額から、自分のペースで学んでいく姿勢が大切です。まずは「会社の応援団になる」くらいの軽い気持ちで、株式投資の世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。