「投資、始めてみたいけど何からすればいいの?」
そう感じている方は、じつはとても多いです。銀行に預けていてもほとんど増えない時代に、「つみたて投資」という言葉をよく耳にするようになりましたよね。でも、「難しそう」「失敗したら怖い」という気持ちもあるはず。
この記事では、つみたて投資の始め方を「口座開設→入金→最初の購入」の3ステップで、となりで教えるようにやさしく解説します。専門用語は全部かみくだいて説明するので、投資がまったく初めての方でも安心して読み進めてください。
つみたて投資とは?まず全体像をつかもう
つみたて投資とは、毎月決まった金額を少しずつ投資信託などに積み立てていく方法です。一度にドカンとお金を入れるのではなく、たとえば「毎月5,000円ずつ」自動で買い続けるイメージです。
これを「ドルコスト平均法」と呼ぶこともありますが、難しく考えなくて大丈夫。要は「価格が高いときは少なく、安いときはたくさん買える」しくみで、長期間続けることで価格変動のリスクを自然に和らげてくれます。
日本では「つみたてNISA(新NISA)」という国の制度もあり、運用益が非課税になる優遇があります。つみたて投資の始め方を学ぶ上で、この制度を使わない手はありません。
ステップ1|口座を開設する
つみたて投資を始めるには、まず証券口座が必要です。銀行口座とは別のもので、投資専用の口座だとイメージしてください。
口座開設は基本的にスマホだけで完結します。手続きの流れはざっくりこんな感じです。
- 証券会社の公式サイトやアプリで「口座開設」を選ぶ
- メールアドレスを登録して本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)を撮影・提出
- 審査完了の通知を受け取る(通常2〜5営業日)
- ログインIDとパスワードを受け取って完了
このとき、つみたてNISA(新NISAのつみたて投資枠)を利用する場合は、口座開設の画面で「NISA口座も同時に申し込む」選択ができます。忘れずにチェックしておきましょう。
どの証券会社を選ぶか迷ったときは、手数料や使いやすさを比べるのが大切です。業者の選び方を参考にしてみてください。
ステップ2|口座に入金する
口座が開設できたら、次は資金を入れます。これを「入金」といいます。やり方はとても簡単で、銀行振込やコンビニATM、アプリからのクイック入金など、証券会社によってさまざまな方法が用意されています。
つみたて投資では毎月自動で引き落とされる設定が一般的なので、「最低いくら入れておけばいいの?」と気になる方も多いと思います。目安として、最初は設定した月額の2〜3か月分程度を入れておくと安心です。
| 入金方法 | 手数料 | 反映速度 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 無料〜数百円(銀行による) | 数時間〜翌営業日 |
| クイック入金(提携銀行) | 無料のことが多い | ほぼ即時 |
| コンビニATM | 無料〜216円程度 | 当日中 |
なるべく手数料がかからない方法を選ぶのがポイントです。多くの証券会社が提携銀行からのクイック入金を無料にしているので、確認してみてください。
ステップ3|最初のファンドを選んで積立設定をする
入金が完了したら、いよいよ「何を買うか」を決めます。つみたて投資で買えるのは主に投資信託(ファンド)と呼ばれる商品です。
投資信託とは、プロが多くの人から集めたお金をまとめて運用してくれるものです。自分でひとつひとつ株を選ぶ必要がなく、1本買うだけで国内外の何百もの会社に分散して投資できます。
初心者の方によく選ばれているのは、以下のようなタイプのファンドです。
- 全世界株式型:日本を含む世界中の株に分散投資。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などが有名。
- 米国株式型:アメリカの主要500社などに投資。「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が代表例。
- バランス型:株と債券をミックスしたもの。値動きが比較的おだやか。
選んだら、月の積立金額と引き落とし日を設定するだけ。あとは毎月自動で買い付けが続きます。
よくある質問(FAQ)
Q. 月いくらから始められる?
多くの証券会社では月100円から積立設定できます。最初は少額でも大丈夫。慣れてきたら金額を増やしていくのがおすすめです。
Q. 途中で解約できる?
つみたて投資はいつでも解約・売却できます。ただし、長期で続けるほど複利の効果が出やすいため、短期でやめるのはもったいない場合もあります。
Q. NISAとiDeCoはどう違う?
どちらも非課税の制度ですが、iDeCoは原則60歳まで引き出せないのが特徴です。柔軟性を重視するならNISAのつみたて投資枠から始めるのがシンプルです。
まとめ|つみたて投資の始め方は3ステップ
つみたて投資の始め方を改めて整理すると、①口座を開設する→②入金する→③ファンドを選んで積立設定をする、この3ステップだけです。
「難しそう」と感じていた方も、手順を一つずつ踏めば着実に進められます。月100円からでも始められるので、まずは試しに動いてみることが大切です。投資は早く始めるほど時間という味方が増えます。ぜひ今日から一歩踏み出してみてください。
※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。