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株主優待のやり方をわかりやすく解説

株主優待って、なんだかお得そうだけどどうやるの?

「株主優待」という言葉、聞いたことはあるけれど、実際どうやって受け取るの?と思っている方、多いんじゃないでしょうか。食品メーカーの株を持っていたら商品が届いた、映画会社の株で無料鑑賞券がもらえた、そんな話を耳にするとなんだかワクワクしますよね。でも「株を買う」という操作自体、やったことがないとなかなかハードルが高く感じるもの。この記事では、株主優待のやり方を「口座の開き方」から「実際の注文の出し方」「優待の受け取り方」まで、順番にやさしく説明します。専門用語もかみくだいて解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

株主優待のやり方・全体の流れをまず把握しよう

株主優待をもらうためには、大きく次の4つのステップがあります。まず全体像を把握しておくと、あとの説明がスッと入ってきます。

ステップ やること 目安の時間
①口座を開く 証券会社(ネット証券など)に口座を開設する 数日〜1週間
②株を買う 優待がほしい会社の株を、必要な株数ぶん購入する 数分(注文操作のみ)
③権利確定日まで保有 「この日に株を持っている人が対象」という日まで株を持ち続ける 日程による
④優待品を受け取る 2〜3か月後に自宅に優待品が届く(または電子クーポン等) 待つだけ

全体の流れはシンプルです。順番に見ていきましょう。

STEP1|証券口座を開設する

株を売買するには、銀行口座と同じように「証券口座」が必要です。証券会社はいくつかあり、手数料や使いやすさがそれぞれ異なります。初心者はスマホのアプリで完結できるネット証券が使いやすいと思います。どの証券会社を選ぶか迷ったときは、業者の選び方・比較を参考にしてみてください。口座開設は本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証)があれば、オンラインで完結します。審査に数日〜1週間かかるため、株主優待の権利確定日(後述)が近づいている場合は早めに動きましょう。口座開設の手数料は無料のところがほとんどです。

STEP2|株の買い方・注文の出し方

口座に入金ができたら、いよいよ株を買います。ここが「株主優待のやり方」の中でも、一番迷いやすいポイントです。慌てずに画面を確認しながら進めましょう。

銘柄(めいがら)を検索して選ぶ

証券アプリの検索欄に、買いたい会社の名前や証券コード(4桁の番号)を入力して銘柄を探します。たとえば日本マクドナルドなら「2702」、イオンなら「8267」です。銘柄のページに行くと、現在の株価・最低購入金額・優待内容が確認できます。優待を目的にするなら、「優待内容」「最低投資金額」「権利確定月」の3点をチェックしましょう。

注文の種類を選ぶ

注文方法は主に2種類あります。

  • 成行注文(なりゆきちゅうもん):「今すぐ、今の市場価格で買う」という注文です。スピードは早いですが、注文を出したタイミングによって想定より少し高い・安い価格になることもあります。
  • 指値注文(さしねちゅうもん):「この価格になったら買う」と自分で値段を指定する注文です。希望価格にならないと約定しないため、急いでいる場合には不向きです。

初心者は成行注文のほうがわかりやすくておすすめです。最初は成行から試してみましょう。

株数を入力して注文を確定する

株には「単元株(たんげんかぶ)」という最小購入単位があり、多くの会社は100株単位で売買します。注文画面で株数に「100」と入力し、注文の種類・価格を確認して「注文する」ボタンを押せば完了です。「約定(やくじょう)しました」という通知が来れば、無事に株を買えた状態になります。

STEP3|権利確定日まで株を保有する

株主優待を受け取るには、会社が決めた「権利確定日(けんりかくていび)」に株を持っていることが条件です。この日の時点で株主として名簿に載っていないと、その回の優待はもらえません。

権利付き最終日に要注意

株の売買には決済まで2営業日かかります。そのため、実際に「株を持っていると認められる状態」にしておく必要があるのは、権利確定日の2営業日前(これを「権利付き最終日」と言います)の取引時間中です。たとえば権利確定日が3月31日(月曜)なら、3月27日(木曜)の市場が閉まる前までに購入を済ませる必要があります。この日程の計算はよく見落とされるので、カレンダーに書き込んでおくと安心です。

STEP4|株の売り方と優待の受け取り方

権利確定日の翌日以降に売る

優待の権利を取得したあとは、株を売ることができます。「権利落ち日(けんりおちび)」と呼ばれる権利確定日の翌営業日以降に売却しても、優待はもらえます。売り方は買うときとほぼ同じ画面から行います。保有銘柄の一覧から対象の株を選び、「売却」ボタンを押して株数と注文方法を入力するだけです。なお、権利落ち日は一時的に株価が下がりやすい傾向があるので、売却するタイミングは自分で判断してください。

優待品はいつ、どうやって届く?

権利確定日から2〜3か月後に、口座登録住所へ郵送されるのが一般的です。食品・飲食店の割引券・商品券・自社製品・クーポンコードなど、会社によって内容はさまざまです。電子優待(アプリやメールでクーポンが届く)を採用している会社も増えています。届くまでしばらく時間があるので、焦らず待ちましょう。3か月以上経っても届かない場合は、証券会社のサポート窓口に確認しましょう。

まとめ:株主優待のやり方は「買って・待って・受け取る」の3ステップ

株主優待のやり方を最初から最後まで確認しました。流れをまとめると、①証券口座を開く→②欲しい株を必要な株数ぶん買う→③権利確定日まで保有する→④優待品が届くのを待つ、というシンプルな4ステップです。口座開設はスマホとマイナンバーカードがあれば自宅で完結できます。注文の出し方も、慣れてしまえば難しくありません。まずは気になる会社の優待からチェックして、「株主になってみる」体験を積んでみてください。

※投資は自己責任です。本記事は情報提供であり投資助言ではありません。

※本記事は情報提供を目的としており、特定の取引・業者を推奨するものではありません。投資判断は最終的にご自身の責任でお願いいたします。
田中 誠一郎
この記事の執筆者
田中 誠一郎
FP2級 証券外務員一種 元・証券会社15年
元・大手証券会社に15年勤務後、独立。FP2級・証券外務員1種保有。バイナリーオプション・FX・資産運用を中心に、入門者向けの解説記事を多数執筆。「難しい金融知識をわかりやすく」をモットーに活動中。

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