-7%ポイント。2026年6月調査の短観で、全規模・全産業の業況判断DIは18%ポイント、2026年9月調査までの予測は11%ポイントだった。この予測に対する実際の数字が出るのは、2026年10月1日(木)8時50分である。

日銀短観は、日本銀行の企業短期経済観測調査だ。企業に業況や需給、販売価格などを尋ねる四半期の統計である。

業況判断DI、2026年6月調査の3系列

日本銀行「短観(要旨)(2026年6月)」は2026年7月1日の公表。3系列の実績と、9月調査までの予測を並べる。

業況判断DI(%ポイント)
区分 6月調査 9月調査までの予測 差
全規模・全産業 18 11 -7
大企業・製造業 22 17 -5
大企業・非製造業 37 28 -9

DIは、企業が3つの選択肢から1つを選び、第1選択肢の回答社数構成比から第3選択肢の構成比を引いた値である。単位は%ポイント。先行きの予測も同じ方法で集計する。

※算出方法は日本銀行「短観(企業短期経済観測調査)の解説」による。

短観の公表時期、年4回の調査と公表月

調査は毎年3月、6月、9月、12月の年4回。結果は原則として4月初、7月初、10月初、12月央に公表される。

調査対象は、原則として常用雇用者50人以上の民間企業だ。卸売、小売、サービス、リースは20人以上。企業は業種別・規模別に抽出される。回答期間は調査表の送付から公表までの約1か月で、締切は送付の約2週間後が通例である。

公表時刻は午前8時50分に統一されている。日本銀行は3、6、9、12月の下旬に、先行き6か月分の公表日程をホームページに載せる。

※公表日程の掲載時期は日本銀行「短観のFAQ」による。

短観9月調査、2026年10月1日と2日の公表

日本銀行の公表予定では、「短観(9月概要)」「短観(9月要旨)」が2026年10月1日(木)8時50分。調査全容は翌10月2日(金)8時50分だ。主要な資料と詳細な資料が2日に分かれる。※公表日程・時刻は変更される場合がある。

3系列の関係と10月1日の読み方

6月調査の水準は、大企業・非製造業が37%ポイントで最も高い。予測との差は-9%ポイントで、下げ幅も3系列で最大だ。大企業・製造業は-5%ポイント、全規模・全産業は-7%ポイントだった。

10月1日に見る差は2つある。1つは9月調査の実績と6月調査の実績との差。もう1つは9月調査の実績と、6月時点の予測との差だ。前者は景況感の変化、後者は企業の見通しとのずれを表す。

DIは回答社数の構成比の差であり、売上や利益の金額ではない。消費者物価指数の前年同月比のように変化率として読む指標とも性質が異なる。※本文の差は、いずれも9月調査までの予測から6月調査の実績を引いた値。

調査員としては、10月1日8時50分に3系列を並べ、まず6月時点の予測との差を計算する。解釈に進むのは、その差を確かめてからにしている。